2022年9月に行われた池原ダムでのルアーマガジン取材。三原直之は魚探に一瞬だけ映ったビッグバスをスキニーイールクローラー12インチネイルリグのフォーリングで狙った。
ライブソナーではない通常魚探なのでバスの正確な位置はよくわからない。しかし、スキニーイールクローラー12インチはビリビリと細かく震えながらフォールするため、バスが存在に気づいて自ら近寄り、そのままフォール中に飲み込んで再び走り出した。バスに気付かせ寄せる能力はイールクローラー10インチ(通称ウナジュウ)譲りだが、スキニーイールらしく圧倒的な弱さでバイトを躊躇させない魅力を持つ。
12インチ(約30センチ)あるため超バルキーワームであるウナジュウよりも長さでは圧倒している。しかしスキニーイールシリーズらしく細身で、コシのない柔麺のような素材感は強さを主張するところが長さしかなく、長いのに弱い、というバスが攻撃したくなる要素を備えている。